ベルリン・バロック・ゾリステン with 樫本大進

バロック音楽の気鋭のアンサンブルが、ベルリン・フィル新コンサート・マスター樫本大進をソリストに、ヴィヴァルディとバッハの新たな魅力を聴かせる。

 ベルリン・バロック・ゾリステンは、あの世界最高峰のオーケストラのひとつ、ベルリン・フィルの首席奏者たちによって1995年に結成された室内楽団。「バロック」と銘打つように、モダン楽器を用いながら、弦はガット弦を使用し、弓もバロック弓を使うこのアンサンブルは、現代楽器のもつパワフルな響のなかにも古楽器奏法の繊細さを兼ね備えた、豊穣な響きが特徴的。
 音楽監督を務めるライナー・クスマウルは、元ベルリン・フィルの首席コンサート・マスターだが、バロック音楽の第一人者としても知られている。彼のもと、バロックの様式美を徹底的に追求する真摯なこだわりは高い評価を受け、いまや、現代にあって「古楽演奏界」をリードする気鋭のアンサンブルとしての名声を確立している。

 数々の名録音を残しているが、なかでも、エマニュエル・パユとの共演によるJ.S.バッハでは、その凄まじいまでの革新的なバッハを聴かせた(『J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 / 管弦楽組曲第2番 他(TOCE-55208)』)。そのベルリン・バロック・ゾリステンが、今度は、日本人として史上二人目というベルリン・フィルのコンサート・マスター就任の快挙を成し遂げた ヴァイオリニスト樫本大進をソリストに迎え、ヴィヴァルディ《四季》そして、バッハのヴァイオリン協奏曲を披露する。

樫本大進 (c)Mattias Creutziger

 元々、ソリストとして活躍していたように、樫本大進のヴァイオリンには定評がある。ベルリン・フィルのコンサート・マスター試用期間中にも音楽監督サイモン・ラトル指揮の下、バッハの大曲《マタイ受難曲》のソリストを務めるなど、彼のソリストとしての技術、そ して、バッハをはじめとするバロック音楽への優れた適応性はすでに内外で高い評価を得ている。
 樫本大進という新たな息吹を得たベルリン・バロック・ゾリステンが、今度はどんな新たなバロック音楽の魅力を聴かせてくれるのか、楽しみな演奏会だ。
(文:唯野正彦)

*この記事は、株式会社エンタテインメントプラスの許諾のもとe+CLASISIXから転載したものです

【日時】 2011年10月20日(木)19:00開演
【会場】サントリーホール 大ホール
【出演】 ベルリン・バロック・ゾリステン
【音楽監督】:ライ ナー・クスマウル(ヴァイオリン)
【ゲスト・ソリスト】:樫本大進(ヴァイオリン)
【プログラム】
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲
ヴィヴァルディ:《四季》
他予定
【チケット】 S席12,000 A席9,000 B席7,000 P席5,000

【CD情報】
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 / 管弦楽組曲第2番 他(TOCE-55208)
演奏: パユ(エマニュエル), クスマウル(ライナー), ベルリン・バロック・ゾリステン, ショルンスハイム(クリスティーネ), ファウスト(ゲオルク)

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